ブログ|日本歯科医療人育成協会®

患者さんからよく聞かれるので・・・

自分の担当する患者さんに

「睡眠時無呼吸症候群」の方がいる。

 

最近メディアで話題になっていて、

患者さんから質問されることが増えたから。

 

そんなキッカケがあり

『睡眠時無呼吸症候群の診断と治療』セミナーに

参加していただいた方が多くいらっしゃいました。

 

ちょうど1年前の2月11日に「協会設立記念講演」を開催しました。

一周年記念として

RESM新横浜の院長で

医学博士・産業医の白濱 龍太郎 先生をお招きし

睡眠時無呼吸症候群のについてお話いただきました。

  • 患者さんからよく聞かれるので・・・
  • 患者さんからよく聞かれるので・・・

白濱先生には、身体の不調や、あまり自覚がない症状

そして血圧からホルモンの状態糖尿病脳に起こる影響など多岐にわたりお話いただき、

やはり、全身の健康や寿命に関わってくる症状なんだと認識することができました。

 

参加者からの質問に答えていただく時間も充分にとり、

かなり臨床的なことから、患者さんが先生たちに聞きたくなるような身近なことなど

さまざまな質問が会場からあり、

白濱先生に直接お答えいただいた内容は貴重なものでした。

 

日本睡眠歯科学会のお話もあり、

世界的にも、睡眠と口腔の関係性が注目されています。

 

フィリップス社の方には、睡眠呼吸障害を簡単に検査することができる検査装置に関してのお話もしていただきました。

  • 患者さんからよく聞かれるので・・・
  • 患者さんからよく聞かれるので・・・

理事の土屋和子には、顎運動気道セファロの活用の話、

そして、自身の「呼吸」に関する治療のお話もあり、身近に感じられた参加者が多かったようです。

さらに、メディアで話題になった「ミュータンス菌と脳出血」についての理解と解釈についてのお話もありました。

 

誰もが容易に集めることができる、さまざまな健康情報。

医療や歯科の専門的な知識を多く持たない方は

その情報の信憑性や整合性を疑うことを忘れがちになります。

 

そして、メディアに取り上げられ話題になる時、

一般の方の健康への意識が高まる。

 

だからこそ、歯科医療者として

話題になっている医療・歯科の情報に敏感になり、

患者さんがもつ情報に「偏り」「誤り」が無いよう

お伝えしていくことができると、

健康人口が増えていくことの貢献につながるのではないでしょうか。

 

この度、『睡眠時無呼吸症候群の診断と治療』にご参加いただいた皆さま、

ありがとございました。

  • 患者さんからよく聞かれるので・・・
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